はい、ソラトラボ所長のソラリスです!
スマホの中にもらくらくスマートフォンなどの
シニア向けスマホが販売されています。
スマホがよく分からないという方用に
複雑な機能を排除して
シンプルな画面構成で扱いやすくなっています。
けどシニア向けスマホはそこまで売れてない?ようです。
シニア向けスマホがシニアに全く売れてない件。シニアはiPhoneが46%、Android首位Xperia〜MMD研調べ - engadget
引用:MMD研究所
普通のスマートフォンとフィーチャーフォン(ガラケー)が
40%超でほぼ同数という結果で
シニア向けのスマートフォンの利用率はわずか1.4%という結果が出ています。
いったいなぜこのような数字が出ているのでしょうか。
シニア向けスマホの主な作りと
なぜシニア向けのスマホが選ばれないのか考察してみました。
最初は私も「わざわざシニア向けスマホを選ぶなんて…」と若干バカにしてましたが
よくよく調べてみると案外使えるということが判明しちゃいました!
バカにしてごめんなさい!!m(__)m
シニア向けのスマホってどんな感じなの?
ドコモから発売されている
「らくらくスマートフォン4」を例にシニア向けスマホが
どんなものなのか見ていきましょう。
基本スペック
OS | Android 6.0 |
バッテリー容量 | 2,100mAh(着脱可能) |
ディスプレイサイズ | 約 4.5インチ |
保存容量 | 16GB |
RAM | 2GB |
CPU | Qualcomm MSM8953 2.0GHz (オクタコア) |
その他 | ワンセグ対応、防水・防塵対応、カメラ機能付き |
OSはAndroid。
基本的な性能も格安スマホの2~3万円くらいのモデルと比較しても
そこまで変わらないものとなっています。
CPUもZenfone3と同じQualcomm MSM8953を使用していますし、
そのため性能も悪いどころかそこそこいい性能を持っているといってもいいくらいです。
画面構成がシンプル
スマホを立ち上げると
シンプルで直感的に操作しやすい画面が起動します。
文字サイズも比較的大きめかつ太目で見やすくなっています。
最近はGoogle Playに対応している
今まではGoogle Playに対応していませんでしたが、
らくらくフォン4からはGoogle Playに対応しました!!
これによってLINEやゲームもインストール可能になりますので、
お好みにスマホをアレンジすることが可能になりました。
運動不足解消も兼ねて
ポケモンGOあたりをインストールして
散歩途中に楽しめるようにしても面白いかもですね♪
本体サイズが大きくないので持ちやすい
最近のスマホにありがちな広いディスプレイかつ薄型設計ではありません。
ほどよい画面サイズと厚さ9.9mmと若干厚めな本体サイズなので
持ちやすいサイズとなっています。
スマホを持つときにうっかり落としてしまうという
事故が多少減りそうですね!
シニア向けと普通のスマホのどちらを勧めるべき?
デザイン面では普通のスマホの方が綺麗
スマホ自体のデザインはやはり普通のスマホの方が優れています。
スタイリッシュなのもかわいいのもいろんなバリエーションもありますからね。
また、ご家族のほとんどがiPhone使いの場合、
iPhoneを選んだ方がスマホの使い方を教えやすいので
シニア向けではなくてiPhoneを選んだ方が後々都合がいい面もあります。
動作もiOSの方が安定してますからね。
シニア向けスマホの本体価格は格安スマホ並の料金で購入可能!しかし…
ドコモのらくらくフォン4の例で行くと、
ドコモオンラインショップでの本体価格は
実質負担金243円/月と他のスマホと比べて結構安いです。
しかし、月々の通話料などを全て合算した支払額は
5000円以上となりますので
そう考えるとそこまで安いというイメージはありませんね。
シニア向けの割り引きサービスを活用して、
24か月だけは格安SIMサービスよりも若干高いくらいで使える程度にはなります。
普通のスマホの方が好みに合わせてデザインを変えられる
シニア向けスマホは
カスタマイズの自由度は断然普通のスマホの方が安いです。
また文字を特大サイズに変更することもできますし、
メニューのデザインもシンプルで使いやすいように
設定することも可能です。
そのため使いやすさの面では
Androidスマホを選べば普通のスマホも工夫次第でシンプルで分かりやすくできるし、
シニア向けスマホとさほど差はないんです。
シニア向けのシンプルなホーム画面が使えるアプリも
こんな感じでありますよ。種類もいろいろありますのでお好みのものを使えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
シニア向けスマホの性能と機能は決して悪いものではありません。
しかし、普通のスマホとシニア向けを比較したとき
利用料金も高くなりがちだし、
使いやすさもそこまで差はありません。
大手キャリアを使いたい&特に使いたいスマホがない場合は
シニア向けを選ぶのはありかなと思いますが、
おすすめまでしてシニア向けを買うまではないかなーって印象です。
これではシニア向けスマホの売上が上がらないのも納得です。
また、スマホにある程度詳しい人がサポートできるなら
格安SIMを選ぶのも十分ありです。
データ通信もそこまで使わない方も多いですから
懐にも優しいプランも多くありますからね。
結論としては
スマホ選びはやっぱり本人の使いたいものを使うってのが
一番いいってことですね。
では、貴方のスマホライフに幸多からんことを。