はい、ソラトラボ所長のソラリスです!
プリキャンティーンズラボさんからこんな調査結果が発表されました。
クロス集計「属性×スマホの利用方法について親と決めていること」[N=1,763 複数回答]
引用:プリキャンティーンズラボ 10代女子のスマホ事情に関する調査
スマホを使う時の約束事を決めていないという
中学生は31.5%、高校生で52.9%という結果になりました。
これを皆さんはどう思います?
私自身は、
意外にも決めごとをしている少ないって思いましたし、
その状態って結構マズイんじゃないの?
って感じました。
恐らくこれには賛否両論あると思います。
各家庭の環境にも左右されますし、
必ずしも「これが正解」というものは無いと理解しています。
あくまで「意見のひとつ」という前提のもと
私の意見を参考にしていただけると非常にありがたいです。
では、今回は学生が制限なしでスマホを使うことの
怖いところについてお話ししていきますね。
なぜ中高生に約束事なしでスマホを使わせるのはマズいのか?
中高生には勉強だったり、遊んだり、部活をしたり…
ホント忙しいですよね。
青春真っただ中ですし
今しかできない思い出も少なくないです。
そんな中、スマホを制限なしで使うことによって
どんな影響を与えるのかを考えていきましょう。
スマホ中心の生活になってしまう可能性がある
スマホの使い方って自分である程度律しないと
いつまでもダラダラと使ってしまうものです。
使い過ぎがエスカレートしていくと
スマホ中心のライフスタイルになってしまい、
貴重な中高生の時間を棒に振ってしまうことになります。
また、習慣というものは一度ついてしまうと
変えていくことは大変な時間と労力を使います。
そのため、スマホ中心の生活が習慣化してしまうと
あとからスマホの使い方がひどいからと注意しても
ほとんどが反発するだけで状況を変えるのは難しくなるんです。
スマホの正しい使い方はを教えるのであれば、
最初から決めておくと一番効果的です。
スケジュール管理能力が崩れてしまう
暇な時間ができて、
息抜きがてらスマホを「少しだけ」いじるつもりが
いつの間にか1,2時間経ってしまっていた!
なんてことはよくあることです。
で、これが原因でスケジュール管理がぐちゃぐちゃになることも少なくありません。
どうぐちゃぐちゃになるかというと、
だいたいこんな↓感じです
スマホの使い過ぎて今日やらなきゃいけない宿題をやれてない!ヤバイ!!
⇓
寝る時間をずらして夜遅くまで宿題をやる
⇓
次の日、睡眠不足で授業に集中できない
こんな感じでスマホを制限なしで使わせると
やるべきことをやる時間を確保できなくなる可能性が出てきてしまうのです。
寝る間際に長時間のスマホ利用によって体調に様々な影響を与える
夜寝る前のスマホ利用って大人でもやってしまいがちです。
寝る前にスマホを使うことは
夜更かしによる寝不足の原因になるだけではないのです。
スマホから発せられるブルーライトによって
寝付きが悪くなったり睡眠の質も悪くなってしまうという懸念もあります。
中高生の時期は身体の成長にも大きくかかわってきますし、
しっかりした睡眠を取らないと後々影響が出てきますので
注意したいところですよね。
リミッターを掛けないと「依存」してしまう可能性もある
完全なスマホ依存症になってしまう可能性も若干はありますが、
ここで気にしておきたいのがスマホにプチ依存状態になることです。
いつもご飯食べている時にもスマホ。
勉強中もちょこちょこスマホ。
依存というよりも気が付いたら
手にスマホを持っている状態って感じです。
こういう状態になっている人は
大人でも結構でも見かけます。
スマホ使用にリミッターを掛けないと
上記に記載した悪影響が強く出てしまい
最悪の場合本当の「依存」になってしまうことも考えられます。
中高生にスマホを持たせる際に親がやるべきこと
では、実際にはどういう約束事を決めたり、
気を配るべきなのでしょうか。
一例を紹介します!
1日のスマホ利用時間を決める
スマホの一日の使用時間を決めます。
決めた時間以上にスマホは使わないように
子どもと話し合って決めましょう。
この時親側から一方的に
条件を押し付けるようにしないようにしてくださいね、
また、スマホの利用時間はなかなか見えづらいですし、
こういったアプリを使って利用時間を見えるようにしましょう。
UBhindは1日のスマホ使用時間を計ることができます。
また設定した1日の利用時間を超えるとスマホをロックすることもできますし、
このアプリを使っている以上は使い過ぎるということを防いでくれます。
定期的に親にスマホを見せるように決める
定期的に親が子どものスマホを確認し、
スマホの使用時間や各アプリの使用時間を見て
スマホを使い過ぎていないかを確認するように決めましょう。
寝るときは子どもの部屋にスマホを置かせない
寝るときは子どもの自室にスマホを置かせず、
別のところに置いて寝るように約束します。
寝ながらのスマホを防ぐためですね。
親もスマホの使い方がしっかりしているか見直し、正す
子どもに制約を課すだけではそこまで意味はありません。
親も一緒にスマホの使い過ぎには注意しましょう。
子どもは親の背中を見て育つものです。
子どもがスマホの使い過ぎないようにしている中で
親がずっとポチポチしているのを
目の当たりにしたらどう思うでしょうか?
まあ「ふざけんな」と思いますよね(;^ω^)
ちょっと自分もスマホの使い方が危ないなと思ったら
これを機に見直してみるのもいいですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
スマホとの上手い付き合うのを大人でも難しいものです。
でもスマホの使い始めからしっかりとルールを作って
習慣化していくことができたら大人になっても役立ちます。
現代社会ではスマホの使い方を教えるのも
教育のひとつといってもいいでしょうね。
では、貴方のスマホライフに幸多からんことを。