CDよりも高音質ということを売りにしている「ハイレゾ」音源。
音楽をダウンロードで買う人はよく目にするかと思いますが、
実際にハイレゾ音源を聞いてみると
CD音源の音質とそこまで違いがわからない…
といった方も少なくないのではないでしょうか。
私もいろんな人に聞いてみたところ、
ハイレゾ音源とCD音源の違いが分からないという人の方が多かったです。
違いがわかりづらいハイレゾ音源ですが、
実は音楽を聴く環境によっては、
ハイレゾの良さが感じにくくなったりすることもあります。
ということで、
ハイレゾ音源をスマホで聴くときに
「どういった聴き方をすれば良さを感じやすくなるか」
紹介していこうと思います。
と嘆いているそこのあなた!!
もしかしたら、音楽を聴く環境を見直すことで
ハイレゾの良さを感じられるかもしれませんよ(・∀・)
スマホでハイレゾ音楽をより深く楽しむ方法は?
音楽を聴くということを考えたときに
スマホはどうしてもウォークマンなどの音楽専用機には及びません。
しかし、スマホでもやりようによっては
ハイレゾ音源をより魅力的に楽しむことも不可能ではありません。
ここからは具体的に、
スマホでもハイレゾ音源を充分楽しむためには何が必要なのかを紹介していきます。
1万円以上のハイレゾに対応したスマホとイヤホン(ヘッドホン)を使う
当然ながら価格の高いイヤホン(ヘッドホン)の方が音質は良いです。
具体的には1万円以上のものを使うと
なかなか質のいい音を楽しむことができます。
その中でもできれば
ハイレゾ対応のイヤホン・ヘッドホンを使うと尚いいでしょう。
ハイレゾに対応しているイヤホン・ヘッドホンは
パッケージに↓のマークがついているのでこれを参考しましょう。
できればBluetoothなどの無線ではなく有線で接続する
先ほどもちょこっと触れましたが、
Bluetoothで接続するとどんなにいいイヤホン・ヘッドホンでも
少なからず音質が劣化してしまいます。
ハイレゾ相当の音がBluetoothで聴けるとうたっている
LDACというコーデックを使用したヘッドホンであっても
音質劣化は発生します。
基本的に無線で接続するよりも、
有線で聴いた方が音質が良く聞こえるケースが多いので
極限までこだわるなら、有線のイヤホン・ヘッドホンで聴きましょう。
イコライザーが使える音楽再生アプリを使って好みの音質にする
イコライザーというのは、
簡単に言えば音の特性を変える設定のようなものです。
例えば、音が強い方が好みだったら低音を強めに出るように設定することで
より好みの音に近づけることができます。
音楽プレイヤーアプリによって
イコライザーがあったりなかったりするので
この辺を気にしながらアプリを選ぶのがコツです。
そもそも高音質音源「ハイレゾ」ってどういうもの?
ハイレゾというのは、
超簡単にひと言で言うとCDの音質を超える音源、と言われています。
CDの音質は一般的に「44.1kHz /16bit」が用いられていますので、
これよりもいい音質であるならばハイレゾ音源という風に呼ばれています。
…と数字を出されてもよく分かりませんよね(´・ω・`)
細かい説明は省きますが、
基本的に「44.1kHz /16bit」よりも数字が大きければ
CDの音質よりもいいと思っていただいて結構です。
ちなみにmoraでは以下のように解説されています。
「ハイレゾ」とは、従来のCDを超える情報量を持つ高音質音源です。圧縮音源では伝えきれなかったレコーディング現場の空気感やライブの臨場感を、より感動的に体感していただけます。ビット数の高さとより細かなサンプリングによって、楽器や声の生々しさや艶などのディティールがきめ細かく表現されています。
また、人間の可聴域は20〜20,000Hzと言われており、
この範囲外の音もハッキリとは聴こえません。
しかし、ハイレゾでは人の可聴域外の音も入っていますので、
音の元々の雰囲気を味わうことができ、
結果、音質がいいと感じられる音源になっています。
とはいえ、ハイレゾは音質の良さを感じにくい場合がある
ここまでハイレゾええな!
って感じの事も書きました。
が、ハイレゾの実は高音質の感じ方は、
個人差や音楽を聴く環境によっては、
MP3やAACの高音質音源とあまり音質が変わらないように感じる場合もあります。
その理由として以下の3つのことが挙げられます。
イヤホン(ヘッドホン)やスマホの音質があまり良くない
イヤホンや音楽を再生するスマホ自体の音質があまりよくないと、
いくらハイレゾの音源だとしても
そのポテンシャルの高さを十分に発揮ができません。
音の感じ方の個人差
ハイレゾ音源はぶっちゃけると、
万人がはっきりと分かるくらいに
音質が良くなると実感できるものではありません。
ハイレゾ音源を聴いてみると、
という人もいれば、
と、感じる方もいます。
要は音の感じ方には個人差があるということです。
そのため、人によってはハイレゾの音楽を聴いても、
音質が良くなったと実感できない場合も珍しくありません。
Bluetoothのイヤホン・ヘッドホンを使っている
最近のBluetoothイヤホン・ヘッドホンは、
かなり音質が上がっていて、
グレードの高いものだとハイレゾ相当の音楽を楽しむことができます。
しかし、ハイレゾ相当とはいえ、
音源に圧縮を掛ける処理を行う為、
どうしても有線で接続した機器の方が音質が良くなります。
ただ、質のいいBluetoothイヤホンは、
とても音質がいいものが多く、音質が劣化しているとは全く感じません。
極限まで音質を良くしたいという方以外は、
Bluetoothイヤホン・ヘッドホンを購入の選択肢に加えるのは十分アリです。
スマホでハイレゾを聴くなら最低限気を付けたいこと
ここまで、スマホでハイレゾ音源をより楽しむための方法を紹介してきました。
が、しかし、
音質をこだわりだしたら実際にはキリがありません。
究極を言うなら音質をこだわるなら
スマホではなく音楽再生専用機を使った方がいいですし、
ヘッドホンアンプなんかもあった方がいいでしょう。
でも、ここまでやっちゃうと
めちゃめちゃお金がかかってしまいますし、
「最低限」スマホでハイレゾ音源を楽しむために、
最低限やっておきたいことはこんな感じですね
続いて、私が個人的にオススメしたい
スマホで使いやすいイヤホン・ヘッドホンを別記事で紹介していますので
こちら↓も併せてお読みください!