ハイレゾの音楽って、実はちゃんとした機器を揃えないと
真のポテンシャルを発揮することができません。
ハイレゾの音源はMP3などの音源と聞き比べても
なかなか違いが分からないという声も多く耳にします。
ちゃんとした機器で聴いていたとしても
ハイレゾと非ハイレゾの違いが分かる人と分からない人の両方はいますし、
音の感じ方の個人差は大きいところではあります。
ただ、しっかりした環境を揃えないまま、
「ハイレゾって違いがよく分からんな…」
となってしまうのはちょっと勿体ないなと私は思うのです。
ということで、
スマホでもハイレゾ音楽を十分に楽しむための
おすすめのスマホとヘッドホンを紹介していきます!
皆様に少しでもハイレゾの良さが伝わればいいなと思います♪
スマホでハイレゾの音楽を真に楽しむために必要なモノ
ハイレゾの音楽を本当の意味で楽しむためには…
- ハイレゾ対応のスマホ
- ハイレゾ対応のヘッドホン・イヤホン
- ハイレゾ音源(flacの音源など)
の3つが必要です。
ハイレゾ音源はもちろん必ず準備しなければいけないのですが、
ハイレゾに対応していないヘッドホン(イヤホン)やスマホであっても
音を鳴らすことは可能です。
けど、それだと実際は、
ハイレゾのポテンシャルを存分に発揮することはできません。
その理由をもうちょっと詳しく解説していきますね。
ハイレゾ対応機器と非対応機器では表現できる音の情報量が違う
ハイレゾに対応している機器は、
非対応の機器と比べると表現できる音の情報量が異なります。
デジタル信号を取り扱う機器では、
日本オーディオ協会にてハイレゾの定義を以下のように定められています。
アナログ信号を扱う機器
・録音マイクの高域周波数性能: 40kHz以上が可能であること。
・アンプ高域再生性能: 40kHz以上が可能であること。
・スピーカー・ヘッドホン高域再生性能: 40kHz以上が可能であること。デジタル信号を扱う機器
・録音フォーマット: FLAC or WAVファイル96kHz/24bitが可能であること
・入出力I/F: 96kHz/24bitが可能であること。
・ファイル再生: FLAC/WAVファイル96kHz/24bitに対応可能であること。
(自己録再機は、FLACまたはWAVのどちらかのみで可とする)
・信号処理: 96kHz/24bitの信号処理性能が可能であること。
・デジタル・アナログ変換: 96kHz/24bitが可能であること。
…うん。よく分かりませんね(;'∀')
かみ砕いていろいろ解説すると、
「96kHz/24bit」というのは音質を表しています。
基本的に数値が高ければ高いほど高音質と思って頂いてOKです。
ちなみにCDの音質は「44.1kHz/16bit」です。
つまりはハイレゾ対応機器というのは、
CDを超える情報量を持つ音楽ファイルの再生に対応しており、
理論的にはより高音質の音楽が表現可能だということです。
ざっくり説明するとこんな感じです。
細かい話をすると微妙にニュアンスが異なる点もありますが、
今回はハイレゾ機器とそうじゃない機器の差がどういうところにあるのかを
お伝えしたく思いましたのでこういった表現をさせていただきました。
ハイレゾをより楽しみたい!オススメのスマホ・ヘッドホン
ハイレゾ対応の機器を揃えるといっても、
世の中にはかなりたくさんのハイレゾ対応のスマホやら
ヘッドホンやら販売されててどれを買ったら迷いがちです。
ましてや音質周りは、
上を見出したらキリがない界隈でもありますし
詳しくない方はどの辺の価格帯のものを買ったらいいのか
判断に迷うところでもあると思います。
ならば私が紹介しちゃえばいいじゃないか!!
ということで勝手ながら、
私がオススメするスマホ本体と
比較的リーズナブルな価格でかつ音質のいいヘッドホンを紹介させていただきます。
私個人的にソニー製のヘッドホンを愛用していることもあって、
ソニーのヘッドホンを多く紹介しちゃっていますが、
その辺はご容赦していただけると幸いです…(´・ω・`)
スマホ本体
GRANBEAT
オーディオ特化のスマートフォンということで発売された
GRANBEAT(グランビート)です。
私個人的にはスマホで音楽を聴くなら紹介したいスマホNo.1な機種ですね!
オーディオ系製品メーカーの老舗であるオンキヨーから発売されたスマホで、
その性能もスマホ本体にオーディオ専用の回路が組まれているだけあって、
音楽特化スマホと言っていいほどです。
2017年2月頃に発売された若干古めの機種にはなりますが、
オーディオ面での性能は未だにトップクラスと言われていますし、
音質面を一番に重視したいということでしたら、
未だにオススメできるスマホのひとつです。
Xperia 1
音質面とその他の面も高性能なものが使いたいということでしたら
Xperia1を推したいですね!
ここ最近のXperiaは音質面が強化されてきていて、
今回のXperia1もなかなかのものです。
音質面だけでなく、
カメラもなかなかいい性能を持っているので
これを買っておけばほぼ間違いないという機種かなと感じます。
…ただ、値段は高いですががが( ;∀;)
ZenFone5
続いてSIMフリー機種でかつ、
値段もそこまで高くない機種でのオススメ…と考えると
ZenFone5がいいかなと思います。
2019年7月現在Amazonでは、
49000円前後で販売されていて
そこまで高くないし安すぎもしない価格で販売されています。
ハイレゾにも対応している機種で、
動作自体も快適で使い勝手のいいスマートフォンですので
私個人的に好きな機種のひとつですね!
カメラ面でもなかなかいい性能を持っています。
AQUOS sense2
格安スマホでハイレゾ対応機種を探しているなら
AQUOS sense2がいいですね。
安いながらも国産スマホならではの
防水防塵、おサイフケータイ機能を搭載していて
安心して使うことができます。
格安SIM業者だけでなく、
大手キャリアで販売しているところもあるので
いろんな人が手に取りやすいスマホでおすすめです。
ヘッドホン
ソニー h.ear on2(MDR-H600A)
ハイレゾ対応のヘッドホンとしてはちょっと安めの13000円台ですが、
それでもなかなかいい音が出せるヘッドホンなのがMDR-H600Aです。
音質だけでなくコスパも考えたいという方には丁度いいですし、
しっかり耳を包み込んでくれるので音の没入感も味わえます。
ハイレゾ対応のヘッドホンが欲しいけど、
あまり高いのは抵抗があるなあ…という方にオススメです!
ちなみに私もこれを愛用していて結構お気に入りのヘッドホンです♪
ソニー MDR-1AM2
もうちょっと高めのソニー製ヘッドホンなら、
MDR-1AM2がちょうどいいかなと思います。
音質もいいのですが、
長時間ヘッドホンを装着していても
耳が痛くなりにくい印象を受けました。
MDR-H600Aよりも1万円ほど高いヘッドホンになりますが、
ちょっと値段が高くてもいいヘッドホンが欲しい!
ということでしたらこちらをオススメしたいですね。
オーディオテクニカ Sound Reality ATH-MSR7b
つづいてソニーから離れまして、
オーディオテクニカのハイレゾ対応ヘッドホンです。
こちらも人気の高いヘッドホンで、
音の特性的にはクセの少ないといった感想を持たれる方が多いですね。
故に何を買ったらいいのか分からないという方にもオススメしやすいヘッドホンです。
また、ATH-MSR7bには持ち運び用のケースも付属しているので、
持ち運んで出先で聴くときにも便利です。
DENON AH-D1200
日本の老舗オーディオメーカーであるDENONからもひとつ紹介させていただきます!
値段もそこそこ手を伸ばしやすいハイレゾ対応ヘッドホンとして
AH-D1200もなかなか人気があります。
どちらかというと低音が強めのヘッドホンですが、
中音・高音もしっかりと表現できるなかなか高音質なヘッドホンです。
また、付属のケーブルには
iOSデバイスのボリューム調整などの操作が可能で、
通話用のマイクも付いているので
iPhoneユーザにとっても使いやすいヘッドホンです。
もっとハイレゾの音楽を楽しむためには?
ハイレゾに対応したヘッドホンやスマホを揃えるだけでも、
なかなか質のいい音が楽しむことができるはずです。
ただ、本ページで紹介した以外にも、
より質のいいハイレゾを楽しむためにやってきたいことがあります。
そちらについては別のページでまとめておりますので、
↓のリンクからどうぞご覧くださいませ♪