スマホから出る電磁波は本当に危険?スマホ使用で健康に影響するの?

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スマホから出ている電磁波が危険だ!

という話を聞いたことがある方も多いと思いますが、

本当に危険なのでしょうか?

 

また、スマホを使っていることで

健康に影響することはあるのか、まとめてみました。

 

 

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スマホから発せられている電磁波の正体

そもそも電磁波ってどういうもの?

電磁波って聞くとなんだか身体に悪そうなイメージを持たれている方が多いと思われます。

ひとつに電磁波と言っても様々な種類があります。


引用:総務省

低周波治療器などのブルブルするものも電磁波ですし、

テレビやラジオの放送用電波、

身体に影響のある紫外線、X線・γ線も電磁波の一種です。

 

100KHz(キロヘルツ)以下の低周波の電磁波はブルブルするような刺激作用があり、

3000THz(テラヘルツ)以上の極めて高い周波数の電磁波は

電離作用が働いてがんを発症する危険性があるとされています。

 

スマホの電磁波の周波数は大きくても3GHz前後

では、スマホで使われる電磁波の周波数帯ってどんなものでしょうか?

現在スマホの通信で広く使われている周波数帯は

2.1GHz800MHz帯です。

 

電磁波というよりも電波というべきですね。

この周波数帯域は多少の熱作用はあるものの

健康的被害はない、と総務省では発信しています。

 

 

スマホの電磁波は健康に影響するという話は本当?嘘?

スマホの電磁波が影響して起こり得るとされている症状

ネットや書籍でスマホの電磁波の影響で身体に起こるとされている代表的な症状はこちらです。

  • 睡眠障害
  • 頭痛
  • 疲労感と集中力の欠如
  • 吐き気
  • 身体の異常(目の痛み、皮膚の炎症・かゆみ、肩こり、腰痛を含む)
  • 不妊、胎児への影響

などなど。

 

しかし、それらの症状って「うつ」の症状では?

電磁波による症状を調べていくうちに

ある病気の症状に似てるなと気付きました。

それがうつ病です。

 

よく知られているうつ病の症状は、

意欲・集中力の欠如、抑うつ気分、睡眠障害、食欲低下などが挙げられますが、

慢性的な肩こり・腰痛、皮膚の炎症やかゆみなどの異常、口内炎

などのハッキリと身体的に表れる症状もあるのです。

 

うつ病までならなくても

自律神経失調症でもこういった症状は表れます。

 

うつ病と身体的な異常の関連性は

つい最近認められたので知らない方も多いと思います。

 

症状の原因は電磁波というよりもスマホから発せられるブルーライトの可能性が高い

ここまで読まれると

「電磁波はうつ病になるの!?」って思われそうですが、

その可能性は少ないでしょう

 

それよりも可能性の高い原因として

スマホから発せられる強いブルーライトが挙げられます。

なぜブルーライトが原因なのかを説明していきますね。

 

原因の説明の前に一旦、自律神経についてお話します。

自律神経とは生命を維持するのに重要な体の機能をコントロールしているものです。

この「自律神経」はさらに「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けることができます。

 

交感神経とは身体を活動モードに切り替えるときに活性化するものです。

仕事中や運動中、緊張しているときなどに

「今から頑張るぞー!」という場面で活性化するものですね。

 

で、基本的にこの交感神経が活性化している状態では

ストレスや疲れなどの負荷が掛かっている状態になります。

 

その反対が副交感神経と呼ばれる身体を休ませて休息状態に移行させるもので、

寝るときや入浴中などリラックスタイムに強く働いて、ストレスや疲れを緩和させます。

 

健康な人は交感神経と副交感神経のバランスが取れている状態ですが、

そのバランスが崩れると自律神経失調症に、さらに悪化するとうつ病に発展していきます。

 

で、ここで問題となるブルーライトですが、

このブルーライトの光を浴びていると「交感神経」が活性化しやすくなります。

つまりスマホやパソコンをしているときは交感神経が活性化しているということですね。

 

ということは仕事や学校が終わって家に帰ってからも

スマホを長時間触っているという生活スタイルを続けていると

身体を休める時間が少ないということになります。

 

特に寝る前のスマホは一番最悪です!

なかなか寝付けなかったり、寝ても疲れが取れない等の

睡眠障害が容易に起こり得ます。

 

そうなると溜まったストレスや疲れが抜けにくくなり、

自律神経失調症やうつ病のリスクを上げることになります。

同時にスマホ依存にもなる可能性もあります。

 

寝る前にスマホをポチポチする習慣がある人は

寝る前の1~2時間前はスマホ等のブルーライトを浴びないように意識するだけで

睡眠の質は改善されますので困っている方は是非試されてください!

 

正直、電磁波の心配をするよりも

スマホやゲーム、パソコンの使い方を改めた方がいいです。

[関連記事]

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海外では妊婦のスマホに注意するべきとの呼びかけをしている国もある

アメリカやヨーロッパの国では電磁波の問題を重く捉えていて、

特に妊婦のスマホ利用を控えるように通達している地域もあります。

電磁波によって胎児の脳腫瘍や不妊、流産の可能性があると考えられています。

 

ペースメーカーなどの機器に対しては影響が出る可能性はある

よく電車内で「優先席付近では携帯電話の電源を切りましょう

というお願いを目にしますよね。

 

あれは心臓に埋め込まれたペースメーカーに異常が発生する可能性がある

という理由で呼びかけられているものです。

人体と違って精密機器には電磁波が影響する可能性はあるということです。

飛行機内でスマホをマナーモードにする理由と同じです。

 

最近のペースメーカーはその可能性は低いとされていますが、

全員が最新型のペースメーカーを使っているわけではありませんので

ペースメーカーの異常は起きる可能性は

まだまだあるという認識でいた方がいいですね!

 

実際のところ、研究中のため真偽は不明

スマホや携帯電話による電磁波の影響はまだまだ研究段階で

論文等も少ないとのことです。(研究人口が少ないという意見もあるようです)

 

危険性も危惧されていますが、

それを裏付ける根拠が不十分で

むしろ健康の影響はないんじゃないかという意見が強いです。

科学的にスマホの電磁波(マイクロ波)は危ないとは言い切れないのが現状ということですね。

 

身体のことを考えたスマホの使い方

電磁波の影響はよく分からないけど、

スマホは自律神経に大きな影響を与えるもので

使い方を考えなければ様々な健康影響が表れるのは違いありません。

 

スマホを使わないためにスマホから距離を取ってみたり、

使う時間を減らして別の事をする時間に充てるなどの

スマホの使い方の改善をしていくべきだと考えています。

 

具体的な方法はこちらの記事で紹介しているので

是非参考にされてみてくださいね!

スマホ依存をやめたい…スマホからあなたの夢を取り戻す方法

 

まとめ

結論としてはスマホの電磁波による健康影響があるとは

ハッキリと言い切れません。

 

しかし、ブルーライトなどの別の要因で

大きな健康影響が出るということは確実です。

 

電磁波の影響があるにしろないにしろ、

スマホから距離を取る生活を心掛ける必要があるということには

違いはないということですね。

 

普段のスマホの使い方を改めて考えていくことが

健康的で楽しい生活を送る秘訣なのでしょうね。

 

 

 

 

では、貴方のスマホライフに幸多からんことを。

 

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