はい!ソラトラボ所長のソラリスです!
ここ数年で"ハイレゾ"って言葉をよく聞くようになってきましたよね。
高音質が聴けるということで気になっている人も少なくないでしょう。
ハイレゾ対応スマホやスピーカー、イヤホン等が数多くリリースされていますし、
最近の音楽のトレンドといってもいいでしょう。
そこで今回はハイレゾ音源をよりいい質で聴くための
イヤホン・ヘッドフォン選びについてお話していきます!
まずハイレゾってなんなの?
まず、どういうものがハイレゾ対応機器ってどんなものを言うのでしょうか
定義を見てみましょう。
アナログ機器
録音マイクの高域周波数性能 - 40kHz以上。
アンプ高域再生性能 - 40kHz以上。
スピーカー・ヘッドホン・イヤホンの各種高域再生性能 - 40kHz以上。
デジタル機器
録音フォーマット - FLAC or WAVファイル 96kHz/24bit以上。
入出力インターフェイス - 96kHz/24bit以上。
ファイル再生 - FLAC/WAVファイル 96kHz/24bitに対応可能。自己録再機は、FLACまたはWAVのどちらかのみでも良い。
信号処理 - 96kHz/24bit以上の信号処理性能。
デジタル・アナログ変換 - 96kHz/24bit以上。引用:日本オーディオ協会
・・・簡単に言うと、かなり細かい音の表現も可能にした音源、
といったところでしょうか。
感覚的には残響の響き方、音の奥行、高音の綺麗さ・・・
などがMP3やAACの音源と違います。
ざっというと音質が良くなるとも言っていいでしょう。
ハイレゾ音源対応のイヤホン・ヘッドフォンを選ぶべき?
先に答えを言っちゃうと「ノー」です。
というよりハイレゾ対応だろうが非対応だろうがどちらでもいい、というのが私の見解です。
理由をお話ししましょう。
まず、イヤホン・ヘッドフォンはアナログ機器に分類されます。
逆にデジタル機器はiPodやスマホなどのデータで音楽を再生する機器のことですね。
アナログ機器のハイレゾ対応の定義は前の項目で記載された通りで、
40KHz以上の音が聴こえること。
ここで問題になってくるのが人間の可聴域はどんなものか。
人間の耳で聴くことができる音域は一般的に20Hz~20000Hzと言われていて、
高音は20000Hzまでしか聞こえないのです。
(個人差はありますが22000hz位まで聞こえる人もいる)
20000HzをKHz換算にすると20KHz…
で、アナログ機器(イヤホン・ヘッドフォン)のハイレゾの定義は40KHz以上の音が聴こえること…
つまりハイレゾ対応のイヤホン・ヘッドフォンは、
「40kHz以上の超音波も聴けるイヤホンだよ!すごいでしょ!!(ドヤァ」
と言ってるのです。
うん、まるで意味がないね(´・ω・`)
スマホ等のデジタルオーディオプレーヤーで
ハイレゾ対応のものを選ぶのは意味がありますが、
イヤホン・ヘッドフォンでハイレゾ対応機器を選ぶメリットは
かなり薄いということが言えます。
・・・もしかしたら、聴こえない音を表現することで、
細かいニュアンスを表現できるている可能性も微粒子レベルで存在しているかもしれませんが、
ハイレゾ対応イヤホン・ヘッドフォンだから選んでもあまり意味はないです。
どういうイヤホン・ヘッドフォンを選べばいい?
じゃあハイレゾ音源の実力を活かせるイヤホン・ヘッドフォンって
どういうものなのでしょうか?
簡単にざっくり言ってしまうと、
数万円台の高いイヤホン・ヘッドフォンになります。
ハイレゾ対応かどうかはどちらでもいいです(この価格帯はハイレゾ対応が多いですがw)。
で、さらに音の好みというのはかなり個人差があり、
高音に強いものを好む人。低音がしっかり響く物を好む人など人によって好みはバラバラです。
だから「これはいいイヤホン!」「これは悪いイヤホン!!」とはなかなか決められないのです。
そのため、イヤホン・ヘッドフォンを選ぶときは家電量販店で
実際に試聴してから買うことオススメします。
ネットで買う場合も店舗で試聴してから購入した方が無難ですね。
試聴しないと後悔する可能性も高くなりますので、
イヤホン・ヘッドフォンを選ぶときはまず試聴!!
というのを覚えておきましょう。
ちなみに私が使っているヘッドフォンはこちら↓
ソニー SONY ヘッドホン h.ear on MDR-100A
これの初音ミクモデルを使っているのですが、
高音も低音もバランスよく聴こえて結構気に入っています!!
Bluetoothとコード式、どっちがいい?
ここ3,4年くらいの間で発売されたスマホや音楽プレイヤーをお使いなら、
Bluetoothを選んでも大いにアリです。
Bluetoothは音質が悪いんじゃないのって心配する方もいらっしゃいますが、
最近のBluetooth機器はいい音質になっています。
もうちょっと深く説明すると、
aptXかAAC(またはaptX HDとLDAC)に対応している
Bluetoothイヤホン・ヘッドフォンとスマホ等の音楽再生プレイヤー同士で使うのなら
コードタイプのイヤホン・ヘッドフォンと音質はほとんど変わりません。
そのためコードがある方がいいか、ない方がいいか、
好みで決めても問題はありません。
もうちょっとBluetoothの詳しい説明はこちらの記事で説明しています!
まとめ
- ハイレゾ音源を聴くときでも、ハイレゾ対応イヤホン・ヘッドフォンを選ぶ必要はない
- お店で試聴して気に入った物を買うべし!
- Bluetoothイヤホン・ヘッドフォンでも音質が低下するということは(最近の機器では)ほとんどない
続いては、音質でスマホを選ぶならこの機種!!というおすすめ機種紹介です。
あなたのスマホライフに幸多からんことを!