ども!
野生のスマフォトグラファー、ソラリスです。
今世界で一番使われているカメラと言っても過言ではないスマホカメラ。
スマホさえ持っていれば誰でも撮ることができますから
とっても身近な存在ですよね。
気軽に撮れるからこそ
他の人よりもスマホカメラでうまく撮れると
やっぱり嬉しいですよね♪
そこで!
今日から使えるちょっとした設定と意識だけで
シチュエーション毎のスマホカメラでちょっといい写真が撮れるテクニックを
ここを見てくださっているあなたにだけお教えします(´∀`)
スマホカメラが苦手なシチュエーションを避ける
…と、その前にスマホカメラのことについてちょっと知っておきたいことがあります。
それは、スマホカメラの弱点についてです。
スマホカメラは次のような撮影があまり得意ではありません。
暗い場所
スマホカメラの本体は薄い上に
カメラ以外の多くの機能が搭載されているため
どうしてもカメラのセンサー(イメージセンサー)の大きさに制限が出てきます。
センサーが大きいほど周囲の光を集めやすくなるため、
夜などの光の弱い場所での撮影でもハッキリとした写真を撮りやすくなります。
スマホカメラはこのセンサーが小さくせざるを得ないため、
光を集めづらくなってしまい、暗い所で撮影するとノイズが走ったりそもそも写真に写らなかったりもします。
スマホカメラで撮影するときは明るい場所を意識しましょう。
超至近距離の接写
このように被写体から2~3cm程の距離の超至近距離撮影も苦手で、
撮影しようとしてもピントが合いません。
これには最短撮影距離というものが関わってきます。
この最短撮影距離よりも近い距離で撮影しようとしてもピントが合いませんよということですね。
スマホの最短撮影距離は機種で差がありますが
被写体から10cm程の離れていれば問題なくピント合わせができるでしょう。
ちなみにスマホカメラ用外付けレンズ(マクロレンズ)を装着すると
2~3cmの距離からの撮影も問題なくできたりもします。
外付けレンズについてはこちらの記事に詳しく書いています。
ズームを使った撮影
ズームの種類には光学ズームとデジタルズームの2種類あるのですが、
スマホのズームは99%がデジタルズームを採用しています。
細かい説明は省きますが、
デジタルズームは画像を引き延ばしてズームするのでどうしても画質が悪くなってしまいます。
(一方光学ズームは画質の劣化が起こらない。)
そのため遠いものを撮るのが苦手です。
具体的にはスポーツしているところの写真や動物園での撮影が苦手です。
ズームで撮った写真とズームを使わずに撮った写真を比較してみましょう。
まずはズームを使わずに撮った写真です。
続いてズームを使って撮った写真です。
ズームを使うとこんな感じで写真全体がぼやけてしまいます。
シチュエーション別設定方法
上で説明したスマホカメラの苦手な部分をしっかりと避ければ、
あとは設定をちょちょいといじるだけで
ワンランク上の写真が撮影することができます。
シチュエーション別に設定方法を見ていきましょう。
全シチュエーション共通
- 画質設定を「最高」にしておくこと
カメラアプリによって表現は違いますが、
画質に関する設定は全て最高設定にしておきましょう!
被写体から10cm程の距離の接写
- フォーカスモードをマクロモード(接写モード)に切り替える
- フラッシュは使わない
- できるだけ撮影したいものにカメラを近づける
また、接写するときに背景をぼかした撮影の仕方もこちらの記事で紹介していますので、
是非こちらもどうぞ。
風景写真
- フォーカスモードを無限(自動でも可)に設定
- HDRモードをオンにする
HDRモードは色を鮮やかにするので、
風景写真に使うと効果的です。
HDRモードの注意点は1回の撮影で3枚の写真を撮ることになります。
そのため3枚の撮影が終わるまでの間、
できるだけカメラを動かさないように注意しましょう。
自撮り
- 風景も入れたい場合はフォーカスモードはオート(無限)に設定する
- 顔だけ撮りたい場合はフォーカスモードを接写にする
- 画面をタッチするだけで撮影されるように設定する
- 晴れの日の屋外で撮影する
自撮りに限らず人の顔を撮るときは暗い場所で撮影すると、
ちょっと顔色が悪く撮影されがちなので
できるだけ明るい場所(できれば太陽光)で撮影するようにしましょう。
また、自撮りは撮影時にブレやすいので、
スマホの画面をタッチするだけで撮影されるようにすると
手ブレが起きづらくなりますよ!
まとめ
簡単にできるワンランク上のスマホ写真を撮る方法は、
- フォーカスモードを撮るものによって変える
- 手ブレを抑える
- 風景を摂りたい時はHDRモードを使う
この3つを意識するだけでもだいぶいい写真が撮影できます。
友達と旅行に行くときに覚えておくと
きっと自慢できちゃいますよ(・∀・)
ちなみにこれらのテクニックを使って桜などいろいろ撮影してきましたので、
そちらの撮影記も是非どうぞ!
ここまで見てくれたあなた様に感謝、なのです。