スマホを充電していて
「なにやら充電スピードが遅い気がする」
「というか充電できてないんじゃない…これ?」
というトラブルが起きることがたまにあります。
一見故障したように見えることもありますが、
もしかしたら修理や買い替えをしなくても直ることもあります。
ということで今回はスマホの充電まわりのトラブルが起きたときに
修理に出す前にやっておきたい対処法について紹介していきますね!
スマホの充電が遅い・充電できないトラブルのよくある原因と対策
早速ババっと紹介していきますね!
充電が遅くなったりできなかったりする代表的な症状とそれに対する対策を紹介しますので、
あてはまるものがあったら、あるいは近いものがあったら試してみるといいですよ(・∀・)
スマホ本体が熱くなっている
スマホのバッテリーが劣化していたり
スマホを充電しながらゲームや動画視聴をしていると
スマホが熱くなってしまいます。
その状態が続くとスマホが異常を検知し、
自動的に充電を中断する機能が付いている機種も多くあります。
まずは、スマホを触って熱くなっていないかを確認してみましょう。
とにかくスマホを冷やす!
具体的な方法は次の通りです
- スマホの電源を落とす
- ひとまず充電ケーブルを抜く
- そのまま放置する
- 急ぐ場合は扇風機やドライヤーの冷風機能を使って冷やす
スマホは精密機器なので冷やすための手段は基本的に空冷です。
間違っても冷蔵庫や水で冷やすなんてことはしないでください。
例え防水スマホであってもです。
内部で結露して故障しますので、必ず空冷をするようにしてください。
こういうケースはスマホのバッテリーの劣化、
もしくは常にスマホに大きな負荷がかかっているか。
このどちらかが考えられます。
一旦、次の対処を行ってみてください。
- スマホ本体の保存容量を空けてみる
- 常駐アプリ(本体・バッテリー最適化アプリ、セキュリティ対策アプリ等)をアンインストールする
- 上2つが完了したら充電ケーブルを外した状態でスマホが冷えるまで放置する
これでも症状が直らない場合は、
バッテリーの劣化が考えられるので修理や買い替えを視野にいれましょう。
充電器ケーブルに異常がある
充電器の接続部の根本などが痛んでないか確認してみましょう。
多少ダメージがあっても充電できる場合が多いですが、
断線していて充電ができない場合があります。
充電器を目視して特に異常がないか確認しましょう。
また、断線は外から目視で確認するのは難しいケースもあるので、
別の充電器やUSBケーブルを使って充電し、
正常に充電できるかを確認してみましょう。
断線していたら基本的に修復はできません。
また、断線している、あるいは断線しかかっている充電器を
そのまま使い続けるのは危険です。
別の充電器を使ったり、買い替えるようにしましょう。
特にiPhoneのLightningケーブルに多いのですが、
充電器ケーブルが中の配線が見えていたり
断線しかかってたりしている場合は充電できなくなるのもありますが、
感電事故や火災の危険もあり、そのまま使い続けるのは危険です!
セロテープやボールペンのバネで補強する方もいらっしゃいますが、
この行為も大変危険です!!
ポールペンのバネも絶縁体ではありませんし、
セロテープは絶縁体なのですが強度が弱いため
破けたり剥がれたりしますのでどっちとも感電の危険性があります。
実際、セロテープで補強した充電器を使っていて、
感電死した事故も発生しているみたいです…。
参考サイト:http://news.livedoor.com
充電器ケーブルの補強する方法としていいとされるものは、
粘着力と耐久性のある絶縁体を用いるのがいいでしょう。
具体的には絶縁テープがいいでしょう。
絶縁テープは数百円で買えるものですし、
粘着力や耐久性も高いのでコスパも質もバッチリですのでおすすめです。
ゲームや動画視聴アプリなどを複数起動しながら充電している
バックグラウンド起動も含めてゲームや動画視聴アプリなどの
電池使用量が多いアプリを起動しながら充電すると、
電池消費量が大きすぎて充電が追い付かない場合があります。
バックグラウンドも含めてアプリが起動してないか確認してみましょう。
更にバッテリー容量が少ない状態だと、
スマホに不具合が出やすくなるので
この状態で充電しながらゲームする、みたいな感じ使うのは
避けるようにしたほうが賢明です
ゲーム・動画アプリを楽しみながらの充電は基本的に避けてください。
基本的に「充電」という行為だけでも
実はバッテリーに負荷がかかってしまうものです。
それに加えて電池消費量の激しいアプリを使うと
負荷がさらに重くなりスマホ本体の寿命を短くしてしまう原因になります。
充電をするときは基本的にスマホを放置し、
ゲーム・動画アプリのようなスマホに大きな負荷をかける動作はしないようにしましょう。
バッテリーが完全放電してしまっている
通常スマホのバッテリーが切れても少しだけ電力が残った状態になっています。
その少しだけ残った電力も全て無くなってしまった状態を完全放電といいます。
次の場合、完全放電の疑いがありますのでチェックしてみましょう。
- スマホの電源が切れてる
- 電源ボタンを長押ししてもなにも反応が無い
- スマホに充電器を挿しても充電ランプが付かない
- どんな操作をしてもなにも反応が無い
症状からすると故障を疑ってしまいますが、
完全放電の場合は充電器を繋いでしばらく(2~3時間)放置をしましょう。
ただ、バッテリーが劣化しすぎている場合は復活しないこともあります…
バッテリーが切れて、しばらく放置していた
現在スマホのバッテリーに広く使われているリチウムイオン電池は、
バッテリー残量ゼロのまま放置していると
過放電・完全放電状態になることがあります。
この状態だと充電器を挿しても
充電ランプが点灯しないこともあります。
また、スマホをバッテリー切れ状態で放置するのは、
バッテリーの寿命を縮める原因にも…(´・ω・`)
しばらくスマホを使わないときは、
充電残量50%前後で保管しておくと
寿命も縮みにくくなりますので注意しましょう!
こちらもひとつ前の項目と同じで、
充電器を繋いでしばらく(2~3時間)放置をしてみましょう。
症状が回復することがありますが、バッテリーが劣化しすぎている場合は復活しないこともあります。
パソコンを使ってUSBケーブル経由で充電している
USBケーブルをパソコンなどにつないで充電していることが原因かもしれません。
パソコンに接続したUSBケーブルでの充電はACアダプタの充電器よりも供給電力が小さいので
消費電力が充電力を上回ってる可能性があります。
ACアダプタの充電器を使いましょう。
また、ACアダプタにUSBケーブルを接続するタイプのものもあるので
そういったものを使うのもひとつの手です。
スマホの充電コネクタの反応が悪くなっている。またはバッテリーの寿命が近くなっている
へんじがない。ただのおひるね中のにゃんこのようだ…
上記の方法を試しても改善されない場合は、
スマホ側の充電器差込口が故障している、またはバッテリーの寿命が近い可能性が高いです。。。
お店に行って修理or買い替えをおすすめします。
まとめ
簡単にまとめると…
- スマホに異常がないか(熱を持っていないか、多くの処理をさせていないか)を確認する
- 充電に使っているケーブルは問題ないか、USBケーブルで充電してないかを確認する
- スマホに熱くなっている場合は即座に充電器を外して冷めるまで放置する
- 完全放電かもしれないときはとりあえずスマホに充電器を繋いで1~2時間放置する
- それでもダメなら故障の可能性が高いので修理か買い替えをする
といったところですね。
充電器自体に問題があるケースはあまりないので、
スマホに何か問題がある場合が多いです。
上記で紹介した方法で解決することも少なくないので
是非修理に出す前に一度は試してみてください。