スマホバッテリーの満タン充電はNG?長持ちさせる方法は?

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スマホのバッテリーを長持ちさせたいなら、

満タンまで充電させてはダメという話を時々聞きます。

 

確かにできるだけ満タン充電をせずに使うのは

リチウムイオンバッテリーの寿命を延ばすのに

ある程度の効果があります。

 

しかし、フル充電にしないで使うとなると、

充電の回数も増えますし、

使い勝手の面でちょっと不便に感じちゃいますよね。

 

使い勝手を優先するか、バッテリーの寿命を優先するか、

悩むところでもあると思います。

 

本当にフル充電にするのってダメなのか?

というところについてそれぞれのメリット・デメリットを紹介しつつ

どうスマホを使っていけばいいのかを考えていこうと思います!

 

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スマホバッテリーをフル充電しないことのメリット・デメリット

スマホをフル充電しないことのメリット

バッテリーの寿命が延びる

スマホのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、

↓の富士通のwebサイトではこう説明されています。

電源アダプターをつなぎっぱなしにしていると、「満充電保存」と呼ばれる状態になります。劣化の原因ですので、電源アダプターをつないだまま残量100%の状態での使用・放置は控えましょう。

引用:https://azby.fmworld.net/

長時間バッテリーの充電を満タン状態にしておくと、

バッテリーが劣化していく原因になると説明されていますね。

 

他にもいろいろと情報を探してみましたが、

こちらと同じ見解を示すものがほとんどでした。

 

フル充電しない方がバッテリーの寿命が延びるというのは

間違いないと思ってもいいかと感じました。

 

寿命を延ばした結果、スマホに掛かるお金を抑えられる

スマホの寿命が延びるのであれば、

新しいスマホを買うスパンが長くなりますので、

結果的にスマホに掛けるお金を節約できるというメリットにもなる、ということですね。

 

満タン充電に気を付けて使ってどれくらい伸びるのかは、

機種や充電頻度によって異なります。

 

が、「ちょっとでもお金を浮かしたい!!」

という考えであれば大きなメリットですよね。

 

スマホの値段は格安スマホやミドルスペックスマホが増えているとはいえ、

上を見ると年々高くなっていく傾向にあり、

20~30万クラスのスマホも世に出ています。

 

高いスマホをちょっとでも長く使うために

バッテリー寿命に気を配る使い方も賢い使い方のひとつだと私も思います。

 

モバイルバッテリーでちょこちょこ充電するようにすると使い勝手も良くなる

フル充電しない使い方をする上で

スマホの使い勝手を良くする工夫のひとつとして

モバイルバッテリーを日常的に使うという方法があります。

 

モバイルバッテリーもスマホと一緒に持っていくことで、

電池が少なくなってきたらいつでも充電することができますし、

充電タイミングに困るという事態になりにくくなります。

 

ただ、充電し過ぎないように注意は必要ですよ!( ;∀;)

 

スマホをフル充電しないことのデメリット

充電時に満タンにしないように気を使う必要がある

満タン充電にしない使い方は、充電し過ぎないように時に気を配る必要があり、

充電回数も増えるので面倒に感じやすくなるのでデメリットと言えます

 

1回の充電でフル充電しないということは、

当然、スマホのバッテリーが持つ時間はフル充電時よりもバッテリー持ち時間は短くなります。

 

そうなると日常生活の中で充電するタイミングを考えないと

スマホを使いたいときに充電切れ、ということになる可能性もあります。

 

使い方に工夫が必要となってくるのがデメリットと言えます。

 

ちなみにちょこちょこ充電する継ぎ足し充電は、

リチウムイオン電池の場合は寿命に影響しませんので、

じゃんじゃん充電してもらってOKです!

 

災害時にバッテリーが無くて困る可能性も多少高くなる

また、万が一、災害に巻き込まれてスマホの充電ができない場面に出くわしたときも、

バッテリー残量が無くて困る可能性も多少高くなります。

 

もちろん、モバイルバッテリーがあればバッテリー残量で困る可能性は減らすことができますが、

 

「モバイルバッテリーのバッテリー残量が無くなってた…!」

 

ということにならないように日頃から注意しておくようにしましょう。

 

 

スマホバッテリーを満タンにする使い方のメリット・デメリット

 

スマホバッテリーを満タンにするメリット

まとめて一気に充電できるのでスマホの動作時間が長い

スマホをフル充電しているので

1回の充電で動作する時間は当然長くなります。

 

なので普通に使っていれば丸1日バッテリーが持つスマホも多いですし、

使い方やスマホによっては2,3日充電なしで使えたりもします。

 

充電のことをそこまで意識しなくて済むのでストレスなくスマホを使える

スマホを充電するときはフル充電すればいいので、

充電に関するストレスは感じにくいです。

 

フル充電しない使い方だと、

「このタイミングで充電して、〇分後にケーブルを抜いて…」

という感じでスマホを使わなきゃいけなくなるので

何気にストレスが溜まっちゃうんですよね…(´・ω・`)

 

特に気にしないという方はデメリットではないのですが、

こういうのが苦手という人はフル充電する使い方をおすすめします。

 

多少バッテリーの寿命が縮みやすくなる使い方ではある

ただ、先程紹介したように、

フル充電状態が長く続くとバッテリーが劣化しやすくなるのはデメリットです。

 

とはいえ、普通にスマホを使っていれば、

何日もフル充電のままにしておくことはまずないですので

劣化するといってもそこまで寿命が大きく縮むというのは考えにくいと考えます。

 

スマホのバッテリーを満タンに充電したら絶対にNG…という訳ではない

満タン充電がNGではない理由は「過充電防止機能」が付いているから

バッテリーの劣化を早める原因としては、

  1. フル充電状態で長期間放置する
  2. フル充電状態で充電器に繋ぎっぱなしにすることによる「過充電」

が根拠として挙げられます。

 

よく言われるのが寝ている間に充電すると、

充電完了しても数時間は充電ケーブルに接続された状態だから

バッテリーが劣化する…という話です。

 

しかし、これはほとんど気にしなくてもいいです。

 

というのも最近のスマホには「過充電防止機能」が付いています。

 

過充電防止機能によって、バッテリーがフル充電になったらスマホ側が感知して

これ以上充電しないようにするという機能です。

 

この過充電防止機能によって充電し過ぎて、

バッテリーが劣化してしまうという現象を防いでいます。

 

ちなみにスマホを世に出す前のテストで、

充電しながら夜間放置するというものもかなりの回数行います。

 

そのため、充電ケーブルに接続しっぱなしにしたからといって

スマホがどうこうなるというのは、正直考えづらいです。

 

ただ、数か月間など常に充電器に挿しっぱなしにするのは避ける

私が見たケースでこういったエピソードがありました。

「1年間以上ずっと充電器に繋いでいたらスマホが壊れた。」

という話です。(もはや携帯しないなら固定電話でいいんやないのとも思いましたが…w)

 

かなり極端な話ではありますが、実際にあった話というのが笑えませんよね…

 

過充電防止機能があるとはいえ、フル充電状態のまま、かなり長い期間が経過しています。

結果としてバッテリーは寿命を縮めてしまったという例ですね。

 

超長期間の充電はスマホのバッテリー劣化を招くので

これは絶対に避けるようにしましょう。

 

 

極端に長期間の充電をしなければ、満タン充電してもそこまで影響はない

フル充電はしない方がいいか、否か、

双方のメリット・デメリットを紹介してきましたが、

私的には「特に気にしなくてもいいんじゃないかな?」と考えています。

 

フル充電する使い方をしていて、

仮にバッテリー持ちが悪くなってきたとしても

モバイルバッテリーを利用すればバッテリー持ちをカバーすることができます。

 

さすがにバッテリーが劣化しすぎてしまったら

スマホから出火するなんていう危険性も出てくるので

対処を考えなきゃいけませんが(; ・`д・´)

 

あとは日々のバッテリー残量をいかに節約するか、

というところを対策することの方が大切なのかなとも思います。

 

日々のバッテリー消費量を抑えることでも

バッテリーの寿命は長く持たせることもできますし

ある程度バッテリーが劣化したとしても

普通に使えるくらいには対処できます。

 

フル充電をするかしないかよりも、

「日々のスマホのバッテリー残量をいかに節約するか」

というところを意識していった方が対策した効果も目に見えて楽しめるはずですよ。

 

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