Android8.0までのAndroidスマホの歴史と各年代の人気機種まとめ

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実は2018年でAndroidは世に出てから10年目になります。

10周年記念(?)ということでみんなが知らないかもしれない(というか私も知らなかった)

Androidの歴史を振り返って見ようと思います。

 

一緒に懐かしんでいってくれると幸いです(^^♪

 

 

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みんなが知らないAndroidの歴史をまとめてみた!

2008年

世界初の商用Android搭載端末としてT-Mobile G1の発表

日本ではまだガラケーが多く出回ってた頃から

Androidスマホの歴史が幕を開けます。

この年の9月にアメリカのT-Mobileという携帯メーカーが

世界初の商用Android搭載端末としてT-Mobile G1を発表しました。

 

こんな端末だそうです。

この時はタッチパネルではなく、

物理ボタンのキーボードだったんですね。

 

どことなくBlackBerryを思わせるデザインでカッコいいですよね!

 

Androidを推し進めるための団体「OHA」設立

あまり聞きなれない「OHA」という言葉が出てきましたね。

 

DHAなら分かるんだけどな…え?違う?

 

よく分かんないボケは置いとくとして…(-_-;)

 

OHAとはなんなのか。

調べてみるとこういう団体だそうです。

OHAって?

OHAとは、携帯電話のプラットフォームのひとつである「Android」の開発や普及などを進めるために設立された業界団体のこと。

米Googleが提供するAndroidは、Linuxをベースにした携帯電話プラットフォームとミドルウェア、アプリケーションで構成されており、OHAではこれらを利用した製品やアプリケーションを開発するためのSDK(ソフトウェア開発キット)を配布している。

OHAには世界各国の携帯電話事業者をはじめ、端末メーカー、半導体メーカー、ソフトウェアベンダー、アプリケーションサービスプロバイダーなどが参加している。

引用:http://www.kddi.com

 

簡単にざっくり大雑把にまとめると、

Googleを中心に「Androidをみんなで作ろう!」的な感じで

集まった企業団体ってことですね。

 

具体的に2008年段階でどんな企業が参加していたかというと、

日本企業で言うとNTTドコモ、KDDI、テレフォニカなどの電気通信事業者が参加。

 

海外携帯端末メーカーではアメリカのモトローラ、

韓国のサムスン電子、LGエレクトロニクスなど。

 

半導体メーカーではインテル、ブロードコム、NVIDIA、テキサス・インスツルメンツ、Marvell…などなど。

 

合計48社の企業が参加する大きな企業団体となりました。

 

このOHAから開発キットが発表され、

各企業でのAndroidスマホの開発が進んでいきました。

 

2009年

日本で初めてAndroidスマホである「HTC Masic(HT-03A)」が発売される

非Androidスマホは2009年以前に発売されていましたが、

日本で初めてAndroidのスマホが発売されたのはこの年が初めてでした。

その名もHTC Masic。

 

見た目はこんな感じです。

引用:https://ja.wikipedia.org

 

シンプルで携帯電話っていう感じですね。

どことなくスライド型のガラケーを思い出すデザインです。

 

この機種では今では当たり前になったタッチパネルが採用され、

操作の補助として画面下にトラックボールが付いています。

 

OSのバージョンはAndroid1.6(Cupcake)。

 

画面サイズは約3.2インチと現在のスマホと比べたら小さいものの、

日本初のAndroid搭載スマホとして堂々と発売されました。

 

そして、この年以降は多くのスマホが世に出ることになります。

 

2010年

各社で様々なAndroidスマホが発売され始める

2010年頃から本格的に日本でAndroidスマホが販売されるようになります。

この年に日本でも人気のXperiaシリーズの最初の機種が発売されました。

 

ちなみにこの機種よりも前に

ソニーは海外向けにXperiaを発売しています。(日本では未発売)

 

こちらが日本で初めて発売されたソニーのXperia。

 

シャープから発売されたIS01。

今となってはちょっと古臭いデザインに感じるところもありますが、

IS01のようなキーボード付属のスマホは

どことなくロマン(?)を感じて私は好きですね!

 

Android2.1~Android2.3アップデートによってできることが増えた

Android2.1(Eclair)アップデートでGoogleマップでナビ機能が使用可能となり、

カーナビ替わりとして扱えるようになり、

リアルタイムで交通情報も分かるようになりました。

 

Android2.2(Froyo)では音声認識による操作やテザリング機能が実装され、

Android2.3(GingerBread)ではゲーム開発の幅が広がったり、NFC機能が利用可能になりました。

 

このアップデートによって

Androidで出来ることがググッと増えたアップデートでした。

 

2011年

Android3.0(Honeycomb)で物理ボタンに頼らない操作が可能に

Android3.0からはスマホ画面下に

「戻る」ボタンや「ホーム」ボタンを表示させる

システムバーが表示可能になりました。

 

その背景には画面の大きなタブレットが多くなってきて、

それに対応するためだとかなんとか。

 

スマホもこの年以降から徐々に物理ボタンが少ない機種が

発表されるようになってきます。

 

Android4.0(Ice Cream Sandwich)でホームのカスタマイズが更に柔軟に

Androidはホーム画面のカスタマイズが柔軟という特徴がありますが、

このAndroid4.0のアップデートによって

アプリのフォルダ機能やお気に入りトレイ機能が追加されました。

 

アプリをいろいろインストールしていくと、

ホーム画面がごちゃごちゃしてくるので

このフォルダ機能はありがたかった記憶があります。

 

2011年の代表的なAndroidスマホ

Xperia acro

 

INFOBAR

Android3.0のアップデートによって

物理ボタンが少ない機種が人気かと思ったら

ガッチリ物理ボタンがある機種がまだまだ人気でした(笑)

 

新バージョンのOSが公開されて

すぐ発売とはいかないからでしょうかね?

 

2012年

Android4.1~4.2(JerryBeen)が公開され、高解像度スマホ・マルチアカウントに対応

Android4.1ではフルHDの高解像度を持つスマホに対応し、

画面表示がより綺麗なスマホを作ることが可能になりました。

 

Android4.2ではマルチアカウントに対応しました。

これによってタブレットなんかを家族共有で使う時に

それぞれが好きにタブレットを使うことができるようになりました。

 

Google Nowに対応

欲しい情報を欲しいタイミングで届けてくれる

"Google Now"がこの頃から始まりました。

 

Google Nowは、

今日のスケジュールを教えてくれたり、

天気予報や交通情報、旅行先の便利な情報など

役に立つ情報を自動的に通知してくれるサービスです。

 

2012年の代表的なAndroidスマホ

Galaxy SⅢ

 

 

2013年

Android4.4(KitKat)が配信され、「OK,Google」で一部操作が可能に

テレビCMや広告で目にしたことがある方も多いと思いますが、

スマホに「OK,Google。〇〇〇までの道を教えて」

というと操作をせずともルート検索してくれたりする

「OK,Google」コマンドで一部操作が使用可能になりました。

 

ちなみにポケモンGOができる端末は

このAndroid4.4からになります。

 

2013年の代表的なAndroidスマホ

Xperia Z1

 

2014年

低価格帯Android「Android One」を発表

主にアジアの新興国や発展途上国向けに

低価格スマホ「Android One」を発表しました。

2018年現在では日本でも発売されており、

2~5万円程度の値段で販売されております。

 

スペック等の情報は↓の記事にまとめておりますので、

スマホ料金を抑えたい人には是非見てほしい内容です!

 

 

Android5.0(LoliPop)を公開され、デザインが一新された

Android5.0ではスタイリッシュにかつ使いやすくするために

新しくデザインが大きく変更されました。

 

また、他の機能面も少しずつ変わってて

「OK,Google」コマンドがロック画面でも動作するようになり、

スマホカメラの利用時にマニュアル撮影が可能となりました。

 

セキュリティ面でもSmart Lock機能が追加されるなど、

大きな変更があったバージョンアップとなりました。

 

2014年の代表的なAndroidスマホ

AQUOS CRYSTAL

 

2015年

Android6.0(Marshmallow)を公開でセキュリティ強化やバックアップが簡単に

この年にAndroid6.0が公開され、指紋認証や

アプリ利用に関してスマホの各機能を利用するかどうか権限を

コントロールできるようになりました。

 

ユーザーができるセキュリティ対策が増えたということですね。

 

また、Googleサービスでのバックアップが簡単に行うことができ、

スマホ買い替え時に役立つ機能となりました。

 

 

2015年の代表的なAndroidスマホ

Galaxy S6 edge

 

2016年

Android7.0(Nougat)を公開。マルチウィンドウやVRプラットフォーム「Daydream」に対応

2つのアプリを同時に同じ画面上に起動できる、

マルチウィンドウ機能が使えるようになったのはこのバージョンからです。

 

しかし、このマルチウィンドウは

タブレットクラスに大きな画面や2画面のスマホでないと使いにくく

実際にスマホで使ってる人はあまりいない印象です…(´・ω・`)

 

また、一部スマホで高品質なVRコンテンツを楽しむことができる

「Daydream」にも対応しました。

 

格安・SIMフリースマホの人気が出始める

2016年前後からいわゆる格安スマホ、格安SIMという言葉を聞くようになりました。

月額料金2000円程度でスマホを使うことができるということで

大手キャリアからの乗り換えを考える人も多く出てきました。

 

その影響で2~3万円台のSIMフリースマホも人気となりました。

 

2016年の代表的なAndroidスマホ

ファーウェイ P9

 

2017年

小窓でマルチウィンドウ機能が使えるAndroid8.0(Oreo)を公開

Android7で不評だったマルチウィンドウ機能が進化し、

ひとつのアプリ画面を小窓で小さく表示させ

もうひとつのアプリ画面は

通常の画面サイズのまま使えるようになりました。

 

これによってPIP(ピクチャーインピクチャー)という

小窓でYoutubeなどの動画を流しながら

他のことする、なんてこともAndroid8.0で可能になりました。

 

その他にもアプリでのオートフィルに対応や

コピペ操作がカンタンになるなどの

細かい修正がなされました。

 

2017年の代表的なAndroidスマホ

ファーウェイ MATE10 Pro

 

 

Androidのバージョン名はなぜお菓子の名前なの?

 

いきなり飯テロ失礼しましたっ!!!m(__)m

 

なぜこんな画像を出したかというと、

Androidの各バージョンにはコードネームには

なぜかお菓子の名前が付けられています。

 

何でお菓子なのか気になりませんか?

まずはバージョン毎に名付けられた名称を見ていきましょう。

 

Androidバージョンの名称一覧

コードネームなし: Android1.0
コードネームなし: Android1.1
Cupcake: Android1.5
Donut: Android1.6
Eclair: Android2.0–2.1
Froyo: Android2.2–2.2.3
Gingerbread: Android2.3–2.3.7
Honeycomb: Android3.0–3.2.6
Ice Cream Sandwich: Android4.0–4.0.4
Jelly Bean: Android4.1–4.3.1
KitKat: Android4.4–4.4.4, 4.4W–4.4W.2
Lollipop: Android5.0–5.1.1
Marshmallow: Android6.0–6.0.1
Nougat: Android7.0
OREO:Android8.0

 

見事に甘いものの羅列になっちゃいましたね(笑)

でも実は名付け方に法則性があるのですが、

皆様は分かりますか?

 

……………。

 

…………。

 

………。

 

……。

 

…。

 

実はアルファベット順で名付けられている

答えは”頭文字がアルファベット順”でした!

最初のAndroid1.0、1.1にはコードネームがありませんでしたが

それ以降はC~Oまで順番に名付けられています。

 

ということはAndroidの次のバージョンが出たら

”P”から始まるお菓子ネームが付けられるということになります。

 

P…から始まるお菓子の名前…

なんだろなあ….

 

 

 

 

 

Painomi?(それはない

 

 

まとめと感想

ざざっとAndroidの歩んできた歴史を振り返ってみましたが

いかがでしたでしょうか?

 

私は昔発売された機種なんかを今改めて見てみると

なんだか懐かしくも何故か新鮮なスマホにも見えました。

 

IS01のようなキーボードが付属したスマホを見ると

ちょっとワクワクします(´∀`)

 

今のスマホはほとんどの企業で

同じような見た目の機種が多いように感じてて、

もうちょっと型から外れたスマホが出てきてもいいんじゃないかな?

なんて思っちゃいました。

 

日本ではまだまだiPhoneの方が人気ですが、

Androidにもいいところはたくさんありますし

これからにも期待したいところですね!

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