スマホバッテリーのリフレッシュ(復活)は無意味?その理由は?

スポンサーリンク

 

 

スマホのバッテリー持ちがやばくなってきたな…

と思ったらどうにか復活できたりしないかなと思って

あれこれ調べて試したくなっちゃいますよね。

 

その復活方法として

「バッテリーをリフレッシュさせると復活する」

というものがあるのですが…

 

本当に効果あるのでしょうか?

 

今回は巷の噂(?)にある

スマホバッテリーのリフレッシュ(復活方法)って効果あるの?

という疑問を調べてまとめてみました!

 

スポンサーリンク

スマホバッテリーのリフレッシュ(復活)の方法って?

そもそもスマホバッテリーのリフレッシュや復活方法って、

具体的にどういう方法が広まっているのでしょうか。

一番よく知られている方法について紹介したいと思います。

 

バッテリーの電池残量を0%にして使い切ってしまう

バッテリーのリフレッシュ方法を調べてみると

よく見るのがバッテリーを全て使い切ってしまうという方法です。

つまり電池残量を0%にしてしまうということですね。

 

アプリストアでは電池を使い切るためにスマホに負荷を掛けて

バッテリーを使わせるアプリも見かけます。

 

バッテリーのリフレッシュが効果的な根拠は?

なぜ効果があるのか、その根拠についていろいろ調べてみましたが、

どうやらニッケル水素電池ではメモリー効果と呼ばれる劣化現象に

先程紹介したリフレッシュが効果があったため、その名残かと推測します。

 

ただ…

 

今のスマホバッテリーってニッケル水素電池ではなく、

リチウムイオン電池が主流なんだよなあ…

 

もちろん、現在発売されているリチウムイオン電池を使用したスマホに対しては、

バッテリーのリフレッシュが効果的という根拠はないということになります。

バッテリーのリフレッシュ(復活)って効果があるの?

バッテリーのリフレッシュはハッキリ言ってしまうと効果はない

上で言ったように、

リフレッシュで復活効果があるのはニッケル水素電池や鉛電池であって、

現行のスマホに使われているリチウムイオン電池には効果がありません。

 

昔はよく使われていた知識も

時代やモノが変わってしまうと全く違ってきてしまうということですね。

 

寿命を延ばすどころかバッテリーの劣化を早めてしまう可能性あり

リチウムイオン電池はバッテリーをゼロにしてしまうと、

寿命が縮まってしまうという特徴があります。

 

リフレッシュ方法でバッテリー残量をゼロにするということをやってしまうと、

かえってスマホバッテリーの寿命を縮めてしまいます

 

また、電池をわざと消費させるアプリを用いてバッテリーに負荷を掛けると

熱によってバッテリーの寿命を縮める恐れがありますので、

こういったアプリを使うのは避けた方がいいでしょう。

 

どうやったらバッテリーの寿命を延ばすことができる?

リチウムイオン電池は復活する方法がないので、

基本的にスマホのバッテリー寿命は『伸ばす』ということよりも

 

いかに縮めないように使うか

 

というとことを意識した方がいいかなと私は考えています。

 

とはいえ、気にしすぎるとスマホの使い勝手も悪くなっちゃうので、

考えすぎてもあまりよくありませんよね。

 

いろいろ言われているバッテリーの寿命を縮めない方法を意識しつつも

普段の使い勝手も損なわない使い方ということで考えてみました!

 

ソラリスが考えるバッテリー寿命を縮めにくいスマホの使い方
  • 充電しながらゲーム・動画視聴などの高負荷のアプリを使わない
  • バッテリーは残量0%になる前に充電する
  • 充電は満タンではなく80%~90%前後までに留めておく
  • 継ぎ足し充電は全然問題ない

 

リチウムイオン電池を長持ちさせる方法で調べると、

電池残量を低い状態で使うというものがあります。

 

確かに効果はある方法なのですが、

こうするとスマホを頻繁に充電しなくてはいけなくなりますし、

電池管理が手間になってしまって面倒になるのであまりおすすめしません。

 

あとバッテリーを充電するタイミングは、あまり気にしなくてもOKです。

 

リチウムイオン電池は継ぎ足し充電しても寿命が縮まることはありません。

 

Appleの公式Webページではこんなことが書かれています。

Appleのリチウムイオンバッテリーは、いつでも好きな時に充電できます。再充電の前に電力を完全に使い切る必要はありません。またAppleのリチウムイオンバッテリーは、繰り返し充電して使えます。バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ると(放電すると)1回の充電サイクルを完了したことになりますが、必ずしも1回の充電ごとにすべてを使い切る必要はありません。例えば、バッテリー容量の75%を1日で消費し、夜のうちにフル充電したとします。翌日25%を消費する、すなわち合計100%消費すると、2日で1回の充電サイクルを完了したことになります。1回のサイクルを完了するのに数日かかることもあるかもしれません。どんな種類のバッテリーも、ある程度充電を繰り返すと容量が減っていきます。リチウムイオンバッテリーなら、充電サイクルを完了するごとに減る容量はわずかです。製品によって異なりますが、Appleのリチウムイオンバッテリーは、充電サイクルを数多く繰り返しても本来の容量の少なくとも80%を維持するように設計されています。

引用:https://www.apple.com/

リチウムイオン電池の特徴は、

ちょこちょこ充電したとしても劣化が進まないことです。

 

なので充電するタイミングは個人個人のライフスタイルに合わせて、

できるときにやる

というのが一番いいと考えています。

 

寝ている時に充電しっぱなしで寝たとしても、

最近のスマホは過充電防止対策はしっかりされています。

 

そのため、充電の仕方でそこまで神経質になる必要は無く、

リフレッシュも行う必要はありません。

 

リフレッシュ(復活)方法はあてにせず、日頃の使い方に気を付けるべし!

現行のスマホのバッテリーはリチウムイオン電池なので、

「電池残量をゼロにしてリフレッシュすると寿命を延ばす!!」

…というリフレッシュ方法は効果ありません(´・ω・`)

 

スマホバッテリーの寿命を長くするには、

できるだけ寿命を縮めるような使い方をしないというのが大事と言えます。

 

充電しながらのゲームプレイを避けたり、

充電切れを起こさないように使うなど、

常日頃のスマホの使い方がそのまま寿命に関わってきます。

 

かといって過度に意識しすぎると、

スマホが使いづらくなっちゃうので好きな時に充電して使う。

 

でも、バッテリーに負荷を掛ける使い方は

できるだけやらないようにする。

 

…という感じで使っていけば、寿命が短くなる心配はありません。

 

おすすめの記事